所在不明株主の株式売却制度の概要

所在不明株主とは、株主名簿に記録された住所に宛てて発した通知または催告が５年以上継続して到達せず、かつ、継続して５年間剰余金の配当を受領していない株主をいいます。
所在不明株主の株式売却制度とは、会社法の定めにより、所在不明株主の所有株式について、一定の手続き（異議申述の公告および催告）の後、発行会社が売却し、その対価を当該株主に交付することができる制度です。

• （※1）改正法は上記の制度について経過措置を設けていないので、イ．とロ．の要件が満たされる株主の株式については、発行法人は平成15年4月以降いつでもその売却手続きを開始することができます。
• （※2）株主ではなくなりますので、議決権の行使や配当金の受領、キャピタルゲインの享受などもできません。

投資に際してのご留意点等

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