【投資信託コラム】
 第9回 目的にあった投資信託を選ぶ-自分の資産状況を把握しよう-

NISA(少額投資非課税制度)が2014年1月から始まり、これまで投資経験のなかった方がファンドに興味を持つ機会が増えています。また、投資経験のある方でも、自分にあった資産配分やファンドを探せる方は多くないと思います。そこで、今回は、自分にあったファンド選びができるように資産運用の考え方や「じぶん年金シミュレーション」の使い方をご紹介します。

■あなたはどちらのタイプ? 「資産形成タイプ」or「資産活用タイプ」?

資産運用を始める上で、リスクとリターンの関係性を理解することは非常に重要です。リスクをあまり取らなければ、高いリターンは期待しにくくなる一方、高いリターンを期待するためには、高いリスクを取っていくことが必要になります。そのため、まず、自分の資産状況や、どの程度のリスクが取れるのかなどを把握する必要があります。投資家はリスクの取り方と運用の仕方によって「資産形成タイプ」と「資産活用タイプ」という2つのタイプに分けることができます。「資産形成タイプ」では、マイホームの取得や子供の教育費、老後資金など、積極的にお金を増やしたい投資家が該当します。一方、「資産活用タイプ」では、ある程度まとまった額の資金があり、それを運用しつつ、定期的に一定額を取り崩して「第二の人生」に活用したい投資家が該当します。

立花証券では、一人でも多くの投資家が自分にあったファンドを探せるように「じぶん年金シミュレーション」のツールを提供していますので、一緒に使ってみましょう。

■「資産形成タイプ」のマネープラン

「資産形成タイプ」と「資産活用タイプ」の2つのタイプではまったくマネープランが異なります。まず、「資産形成タイプ」のマネープランについて考えていきましょう。

「資産形成タイプ」では、はじめに目標達成に必要な金額とどのくらいの運用期間があるのかを考えます。次に、「毎月の積立額」も考える必要があります。「毎月の積立額」は、手取り収入から生活費・交際費・趣味などに使うお金を差し引いた額になります。なお、突然、勤め先の会社が倒産して職を失ってしまったり、けがや病気で手術・入院することとなった場合に備えるために、月収の6ヶ月分(目安)のお金は運用に回さずにしましょう。したがって、現預金から月収の6ヶ月分を差し引いた額が余剰資金となり、運用に回せるのは余剰資金と毎月の積立額になります。万一、年間想定利回りを計算した結果、運用利回りが7%以上になった場合は、最初に戻ってマネープランを練り直してください。なぜかと言うと、単年で7%のパフォーマンスをあげることのできるファンドは多数ありますが、継続して毎年7%以上のパフォーマンスを達成しているファンドを見つけるのは至難の業だからです。

(図1)「資産形成タイプ」のインプット項目(イメージ)

■「資産形成タイプ」のマネープラン

一方、「資産活用タイプ」では、まず、投資に回せる余剰資金を考えましょう。いざという時のために備えておくべきお金の目安は手持ちの現預金の20%です。したがって、現預金から現預金の20%分を差し引いた額が余剰資金となります。次は、取り崩し金額について考える必要があります。定年後の生活費は公的年金と企業年金で賄えると思いますので、取り崩し金額については「毎月ちょっとした贅沢をするための娯楽費」と考えてください。そして最後に、余剰資金を何年間活用するか、何年後までお金が底をつかないようにしたいかを考える必要があります。

(図2)「資産活用タイプ」のインプット項目(イメージ)

■自分にあったファンドを選びましょう

「じぶん年金シミュレーション」を使うと、自分にあった資産配分が分かると同時にファンドも探すことが可能です。本ツールでは、資産ごとのシャープレシオ上位ファンドが複数リストアップされます(図3)。もちろんリストアップされたファンド以外からファンドを選びたいという投資家は、「ファンドを探す」から選んでも良いでしょう。なお、シャープレシオやファンド検索方法の詳しい説明については、第8回「長期運用する上での重要指標」を参照ください。「じぶん年金シミュレーション」を使うことで、誰でも簡単に自分にあったポートフォリオを組むことが可能になるので、是非活用してみてください。

(図3)ファンド選択画面(イメージ)


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